今松 様
一般に、初心者がホームページを作成しようとする時、先ず「ホームページ作成ソフト」の操作方法を覚えようとする。しかし、このマニュアルは「ホームページ作成ソフト」をマスターすると、誰でも簡単にホームページが作れるようになるという内容のものではない。
従って、他の多くに見られがちな「動画教材は分かり易く、いつでも好きな時間に学べる」などと、やたら「ホームページ作成ソフト」の操作教材をPRしているものとは基本的に異なる。
このマニュアルでは、ホームページはどんな構成なのか「良いホームページ」とはどんなものか、見本や具体例を多用することにより、まず作りたいものをイメージできることを優先させている。そして、作りながら、結果、作成ソフトや関連ソフトの使い方もマスターできるようになっている。
それは「商用ホームページ作成マニュアル」というタイトルからも分かるように、「ホームページ作成ソフト」を使用する初心者でも「プロ並み」のホームページに挑戦できることがテーマだからだ。この辺りに関しての、工夫のされ方はマニュアルの最初から最後まで貫かれている。
当然、初心者をも対象にしたマニュアルらしくホームページビルダーの操作についても広範に説明されてはいる。しかし、あくまでプロ並みのホームページがスムーズに作成できるよう要点が効率よく取り上げられ解説されている。これは初心者を超えて商用をめざす方をかなり意識して製作されているからだろう。
ただ、全般を通して、ムダ・ムラといった場面が少ないため1回視聴しただけでは、肝心な製作者の意図したいことを逃してしまいそうだ。それも、繰り返し視聴することによって確実にみえてくる。
特に注目は、解説のスピードです。最初は早めに感じられるが繰り返すうちに、心地よく飽きないで何度でも視聴したくなる速さだ。動画教材にとっては、このことは非常に重要です。まさに、繰り返せば繰り返すほど奥の深いマニュアルとなっている。
このマニュアルは、「プロ並み」をキーワードに、次の点が内容のポイントとしてあげられるだろう。
- 視聴によってホームページの要素と製作過程の全体像がみえてくる。
- 各ページや構成する画像なども単に作るだけでなく、如何によく作るかにこだわっている。
- ホームページの実際例を多数使用し、見本評価することで他のサイトの見方にも尺度をもてる。
- サイトをつくる上でのファィル操作が分かるようになる。
- プロらしいページとは、どこが違うか各所で具体的に解説されている。
- さまざまな、テキストにない裏技手法も教示されており製作に自信がもてる。
- 誰でもが製作に当たってつまずきそうなトラブル場面をまとめて取り上げ解説している。
- 誰でもプロ並みの画像等が作れるよう別ソフトの活用方法が組み込まれている。
- メールフォームなど、編集が動画解説されたオプションも用意され本格派となっている。
- 画質や項目ごとの適度な分割にも視聴しやすい構成として配慮されている。
その他、各項目周辺に応用が期待できそうな場面もあり、画面を停止しながら視聴するのも大切なポイントのひとつと云えそうだ。
総じて、売ろうとする教材が多い中にあって、久しくとことん教えようとする教材にめぐり合えた気がする。
何よりも、不明な点があれば問い合わせにも応ずるという徹底したフォロー付きがうれしい。 |